家庭用無煙ロースター「ザイグル」の魅力

ザイグルで焼肉

いま家庭用の無煙ロースターで最も注目されているのが「ザイグル」です。
ザイグルはシリーズ化していて、様々なモデルが発売されています。それでもシリーズに共通しているのが「自宅で焼肉をしても煙や匂い残りが気にならない」という点。

現代は昔と比べ住宅事情が異なります。集合住宅に住む人が増え、リビングの広さは過去とは比べ物にならないくらい狭くなりました。
家族の団らんとして人気だった焼肉ですが、「部屋に匂いがこもる」「煙が部屋に充満して嫌だ」「床にはねた油の掃除が面倒」といった理由で、段々と自宅焼肉を我慢する家庭が増えていきました。
卓上の焼肉は諦めて、換気扇の下でフライパンで焼いた肉を食べるのが精いっぱいというご家庭も多いのではないでしょうか。

肉はエネルギーの源ですし、焼肉が好きなのは男女関係なく多いはずです。でも自宅の事情で我慢するしかない。月に1度奮発して焼肉屋さんで外食するのが唯一の楽しみという人もいるかもしれません。

そんな日本の住宅事情にぴったりなのが、家庭用無煙ロースター「ザイグル」です。
細かい説明はこのブログで紹介していくとして、ここではザイグルの魅力を簡単に分かりやすく解説します。

ザイグルシリーズ共通の強み

ザイグルの強みは「煙」「におい」「油はね」が気にならないという点。あともう1つ付け加えるなら赤外線調理ができるという点です。ただ赤外線調理に至っては、焼肉屋さんの炭火焼きや自宅の庭で七輪を使う焼肉には及びませんので、プラスαくらいに思っておいた方がいいでしょう。

煙がほとんど出ない

ザイグルを使った焼肉では煙がほとんど出ません。それは煙が出る原因の対策をしているからです。
簡単に解説すると、煙は脂が燃えたり、食材を過度に焼き過ぎることで発生します。
脂が燃えて煙が出るのは、脂が火元に落ちるから。しかしザイグルは熱源が上にあります。そのため物理的に脂が火元に落ちることがありません。
だから脂が燃えることで発生する煙を抑えることができるのです。

さらに焼き過ぎを防ぐために、ホットプレートほど高温にならないようにできています。強火は早く焼けるというメリットがある一方で、中が焼けるまでの間に外が焦げてしまうので煙が出てしまうのです。

ザイグルはこれらの対策をしているので、煙を気にすることなく室内で焼肉を楽しむことができるのです。

関連ページ

ザイグルだと煙が出ない理由を分かりやすく解説
ザイグルを使うと煙が出ないという口コミをよく見かけます。本当かどうか疑わしい・・・なぜザイグルは煙を出さないのか、その理由を分かりやすく解説しています。理屈が分かれば納得できますよ。

 

室内の匂い残りが気にならない

焼肉をした次の日の室内の残りって嫌ですよね。数日間は帰宅する度にあおの匂いが鼻に入ってきます。下手すると1週間くらい残っている時もあります。

室内に匂いが残る原因は、煙に混ざった油が部屋の隅々にまき散らされることで起こります。これを油煙といいますが、油煙を抑えることが室内の匂いを抑えるのに有効なのです。

先に説明した通り、ザイグルは煙がほとんど出ないので、油煙に悩むこともありません。食材から出る匂いはどうしようもありませんが、食材の匂いは少し部屋を喚起してあげるだけで対処できます。油煙は喚起をするだけでは外に排気されません。

関連ページ

ザイグルなら焼肉をしても臭い残りがないってホント?
焼肉をしたあとの数日続くあの臭い。ザイグルならその臭い残りがほとんどありません。それってホント?ザイグルが臭いを残さない理由を解説しています。

 

油はねが少ない

今までホットプレートを愛用してきた方なら経験したことがあると思いますが、焼肉の後は床がギトギトになっていることがありましたよね。油がはねた床は濡れ雑巾だけではサラサラに戻らず、洗剤を使った水拭きをしなくてはいけません。この油も部屋に匂いが残る原因の1つなので、かなり厄介な存在です。

油はねはプレート上の水分が蒸発する時に、近くにある油を巻き込んでパチンと弾けることで発生します。原因はプレートが高温になり過ぎること。
ザイグルはプレートの温度が高温になり過ぎないようにできているので、この油はねがかなり起きにくくなっています。

ただし油はねについてはゼロではありません。いくらかはテーブル上にはねることがあります。
食材の水分量や脂の量で違ってくるので、全くはねない時もあれば、少しはねる時もあります。
ただ今までのように床の上がギトギトに・・・なんて面倒からは解放されます。食後にササっとテーブルを拭いてあげるだけで油掃除は終了。わざわざ雑巾を使わなくてもウェットシートだけで掃除が終わります。

ザイグルの弱み

ここまでザイグルの強みを紹介してきましたが、もちろん弱みもあります。その弱みも知ったうえでザイグルの購入を検討されてはいかがでしょうか。

焼き時間が長くなる

これはホットプレートと比較した場合ですが、比べるとザイグルの方が焼けるまでの時間が長くなりがちです。
それは先に紹介した通りで、プレートの温度を上げ過ぎないようになっているからです。煙や油はね対策をとるか、スピードを重視するかで決めることになります。ザイグルに限らず、煙を抑えるタイプの調理器は、普通のホットプレートと比べるとスピードでは負けます。

その代わり、ザイグルは赤外線調理を行うので、外を焦がす前に中を焼き上げることができるというメリットがあります。よくザイグルで焼肉や焼き魚をするとホットプレートより美味しいと言われるのは、外を焼き過ぎずに中をジューシーに、あるいはフワッと焼くことができるからです。

口コミで焼き時間が異常に長いというのをたまに見かけますが、これは本当はもう食べ頃なのにそれに気づいていないことが考えられます。それが次の弱みです。

ザイグルの光はオレンジ色

ザイグルは上から熱を与える珍しい調理器です。そのため、食材にオレンジ色っぽい光が当たります。今までホットプレートの調理に慣れていた人ほど食べ時を見失いがちになります。
だから焼けているのにまだ焼けていないと思ってしまい、時間をかけ過ぎ、気づいた時には焼き過ぎたという失敗をします。誰もが1~2回はこの経験をすると思います。

慣れたら見分けがつくようになるのでご安心を。
あと、プレートを予熱しておくことで焼き時間を短縮することができます。

関連ページ

ザイグルのメリットとデメリットを総まとめ!
ザイグルシリーズのメリットとデメリットを私が感じたままにまとめました。デメリットを強く感じる場合は購入をやめておきましょう。

 

まとめ

家庭用の無煙ロースターとして有名になったザイグルにも強みと弱みがあります。弱みを知らずに人気だけで選んでしまうのは良くありません。

一方で、ザイグルのおかげで「自宅で焼肉ができて嬉しい」「外食するより安く済む」などの声が多いのも確かです。
こういった悩み解決型の家電はクレームや悪評が出ることが多いですが、ザイグルは前向きな口コミが多いです。「不満点もあるけれど、それ以上にメリットの方が多い」こう思っている人が多いのでしょう。